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第1回楽校をつくろう!ワークショップを開催しました


夢を形に!

みなさん、こんにちは!葉山町教育委員会の山本です。前回の投稿から少し期間が空いてしまいましたが、今回のnoteでは「楽校をつくろう!」の現在の状況や先日行われたワークショップについてお伝えしていきます。

昨年11月に実施したワークショップでは、葉山町の中学校に通う生徒も含めた参加者の方々から「未来の楽校のアイデア」をテーマに様々な夢を語っていただきました!
前回のワークショップの様子についてはこちらをご覧ください。

前回のワークショップで語られた夢を形にしていくために、新しい学校整備の骨格となる基本構想・基本計画づくりのフェーズに突入していきます!

葉山町の学びの未来を描く大切な計画を策定するため、公募型プロポーザルによりパートナーを選定しました。
(プロポーザルについての詳しい説明はこちらのリンクからどうぞ!)
https://www.town.hayama.lg.jp/soshiki/kyouikusoumu/osirase/14899.html

4社の企業からそれぞれ素晴らしい提案をいただき、熟考の末、株式会社日本設計様をパートナーとして選定することとなりました。
令和6年3月までに案を取りまとめ、夢を形にするべく、これからますます検討を加速していきます!

「楽校をつくろう!ワークショップ」

今年度は、全3回のワークショップを通して、こどもも大人も一緒に葉山町全体でより深く「楽校」について考えたいと思っています!

大切な第1回は、令和6年6月23日の日曜日。小雨降る中で行われました。
ご参加いただいたのは、昨年に引き続き、地域に開かれた学校を支えて頂いている学校運営協議会のみなさん、PTAのみなさんです。
また、今年度は、新しいメンバーとして、実際の学校で、こどもたちと日々向き合っている教員のみなさん。
そして、今回公募で集まっていただいた町民の6名に参加していただきました。

ただ…!先にお伝えしておくと、今回はこどもたちの参加がふるわず、大きな反省点となりました。
この反省を踏まえ、次回の8月18日開催のワークショップでは、こどもたちの公募を募り、10名ちかくに参加いただける予定となっています!

学校ってなんだ?

今回、ワークショップの導入として、葉山町と連携協定を結んでいる東京学芸大学金子教授にお話いただきました。大学の先生ですが、最近、プロフィールサイトを作られたなど、キャッチーな紹介で、さっそく会場内も和やかなムードに。サイトが気になる方はこちらをチェック!

お話いただいた金子教授

金子教授にお話しいただいたのは、「共に築く未来のまちづくり:個々の才能と地域の連携」。
「学校ってなんだ?」の切り口から、当たり前のように捉えている学校を、6つの機能から整理していただきました。そのうえで、時代に併せて変化していく学びの形や、学校とまちづくりの在り方についてお話していただきました。

地域での学習というと、こどもたちに目がいきがちですが、これからは誰もが遊び・学び続けられる社会を構築する必要があるそうです。
このお話は、「楽校」を考えていくうえで大切なポイントなのかもしれません。

時間の関係で一部割愛されたお話などもありましたので、ぜひ当日の資料を読んでみなさんも一度学校とはなにか考えてみませんか?


未来の楽校ではどんな体験ができるだろう?

講義のあとはいよいよグループワーク!
4グループに分かれて「未来の楽校での体験」について話し合いました。
それぞれのグループには、地域と学校をつなぐ「地域学校協働活動推進員」みなさんにファシリテーターをお願いしました!
「地域学校協働活動推進員」については、こちらをご覧ください。
https://manabi-mirai.mext.go.jp/user/coordinator.html

まずは、学校での面白かった出来事を話してアイスブレイク。
参加者のみなさんが楽しそうに話している様子が非常に印象的でした。

そして、今回のテーマ「未来の学校で自分が体験したいこと・子どもや後輩に体験してほしいこと」についての議論が開始!
参加者のみなさんの立場が違うこともあり、様々な角度から議論が交わされていました。
約1時間の議論でこれだけの「体験」が話されました!

今回のテーマ「未来の学校で自分が体験したいこと・子どもや後輩に体験してほしいこと」みなさんならどんな「体験」を考えますか?

楽校をつくろう!

今回のワークショップを通して、参加者の皆さんからたくさんの「体験」と「空間」のアイデアが生まれました。夢のようなアイデアや今からできそうな現実的なアイデアまで。実感を持って考えられる機会は、いま葉山町の学校が再整備という「千載一遇のチャンス」だからこそ!

今年度は、あと2回のワークショップをはじめとした様々な機会を通じて、葉山だからこそ出来る・葉山にこそふさわしい「楽校」を基本構想・基本計画として形にしていきます!

学校ってなんだ?
そこから見えてくる「楽校」ってなんだ?
第2回のワークショップでは、ディベート形式でより深く考えていきたいと思います。

次回は8月18日の日曜日の開催を予定

これからも「楽校をつくろう!」どうぞよろしくお願いします!